「きょうだい児だけどシブリングサポーターってなに?」
「シブリングサポーターになるにはどうしたらいいの?」
そんな疑問にお答えします。
この記事を書くにあたって僕は実際にシブリングサポーター研修を受けてきました。
シブリングサポーター研修in岩手に参加してきました!@sibtane さん、ありがとうございました!
地元でこういうイベントに参加できてうれしいです。
米国きょうだい支援の創設者のドナルドマイヤー氏の講演資料も手に入れることができたのも思わぬ収穫!#きょうだい児 pic.twitter.com/lrrL2lqPva— クドー | きょうだい児エンジニア (@malas_kk) 2019年11月16日
きょうだい支援を行っているしぶたねさんのシブリングファシリテーター研修を受けてきました。
結論から言うと良かったです。
きょうだい支援って奥が深いと感じました。
特にしぶたね理事長の清田さんのお話には感銘を受けました。
本気できょうだい支援を行ってる人はすごいです。
趣味でブログ書いている僕とは大違いです。笑
今回はシブリングサポーター研修について書いていきます。
ぜひ最後まで読んでください!
もくじ
シブリングサポーターってなに?
文字通り「きょうだい」を支援する人です
シブリング(Sibling)というのは「きょうだい」という意味の英単語です。
シブリングサポーターは病気や障害を持つ子どもの「きょうだい」の応援団です。
子どものきょうだいだけでなく大人のきょうだいも応援したいですね。
本題の研修の内容ですが、
- 午前の部(知識と実践についての座学)
- 午後の部(実践編)
とわかれて行われました。
知識編
きょうだいが持ちやすい気持ちについてレクチャーしてくれました。
2.困惑・恥ずかしさ
3.罪悪感・自責感
4.怒り・嫉妬
5.寂しさ・孤立感
6.自己肯定感の低下
7.プレッシャー・将来への不安
いくつか僕も心当たりがありますね。笑
もちろんすべてのきょうだいが同じ気持ちを持つわけではないです。
不安・恐怖であれば、
“僕も同じ病気になるの?”
困惑・恥ずかしさであれば、
“他の家の兄弟姉妹と自分の兄弟姉妹は何か違う”
“人からじろじろ見られて恥ずかしい”
罪悪感・自責感
“自分だけ学校行ってもいいのかな?あそんでもいいのかな?”
怒り・嫉妬
“家庭内でも不公平感”
寂しさ・孤立感
“差別的な発言に傷ついたり”
自己肯定感の低下
“子どもなりに大変な状況を察して良い子になる”
こんな感じです。
僕は怒りと恥ずかしさというのは子どもの時によく感じていましたね。
子どもって大人のきょうだいよりも色々抱えやすいと思うんですよね。
僕も今でこそこうやってブログ書いてそこそこ前向きに生きてますが子どもの頃は元気がない少年でした。
実際に研修ではこういう悩みを抱えた子どものきょうだいに関してどのように声かけたり対応したりしたらいいのかをテキストを使ってレクチャーしてくれました。
もっと深い内容を知りたい方は問い合わせ欄から個別に連絡ください。笑
岩手のシブリングサポーター研修午前の部終わりました。
有意義な時間を過ごせましたししぶたねの理事長の清田さんのお話には感銘を受けました。
午後も楽しんでいきます!#きょうだい児 pic.twitter.com/Fa6y0n9wqn— クドー | きょうだい児エンジニア (@malas_kk) 2019年11月16日
実践編
午後からは実際にしぶたねさんが小学生向けに行っているワークショップを体験しました。
上の投稿の4枚目の写真がちょうどワークショップをやっている写真です。
結構身体を動かすアクティビティが多かったですね。
そしてアクティビティを実践する際に大事なのは
・きょうだいがリラックスできる場であること
・「楽しかった」と思えて帰れること
この二つです。
色々な悩みを抱えたきょうだいが多いので落ち着いていられて楽しい思い出ができることが大事ですよね。
新聞紙や風船みたいな簡単な道具を使ったアクティビティですがとても楽しかったです。
現代じゃスマホでYouTube観れたり、ニンテンドウswitchとか家庭用ゲームも進化し続けていて娯楽も多様化しているので、子どもたちはどんな反応を示すのかなって考えたりもしましたが意外とはまるんじゃないかと思います。
特に僕が印象に残っていたのが風船サッカーという足を使わないサッカーです。
サッカー経験はウイニングイレブンくらいしかありませんが全然楽しめました。笑
【結論】一番の支援は相談できる環境があること
シブリングサポーター研修を受けて良かったです。
子どものきょうだいがこのような支援を受けて楽しい思い出ができるとそれは確かにいいことです。
でもきょうだい児の悩みって一時的な問題で片付くことって少ないと思います。
年齢によって悩みだって変化していきます。
そんな時に思いを共有できたり、相談ができたりする相手や環境が必要ですよ。
きょうだい児が集まるきょうだい会なんかは理にかなっていますね。
きょうだい児は他のきょうだい児に会うのおすすめしますよ。
僕はそれで自分の心が開けましたし、新しい友人もできました。
すばらしいですよ。
自分が人生で一人で抱え込んでいく悩みを肯定してくれる人が現れるというのは。
ひとりで悩んでいるのは生産性もないし、何も解決しません。
きょうだい児以外のことにも言えますが。。。
最後になりますが今回の研修に関してはブログで書ききれないほど充実していました。
実際にみなさんしぶたねさんの研修に参加することをおすすめします。
きょうだい支援についてもっと知りたい方や研修に参加してみたい人は連絡とってみてください。
マンスリー応援会員さんが10人を超えました🙌本当にありがとうございます✨
探してるときはなかなかポストがみつけられないあるあるで…メンバーズステッカー持ったまま大阪→仙台→岩手に…💦岩手から愛を込めて送ります!みなさまの応援に支えられて活動できてます🙇♀️感謝https://t.co/Cj12q1jWqt pic.twitter.com/OMZ6T0VAXO
— しぶたね (@sibtane) 2019年11月15日
しぶたねさんのシブリングサポーター研修に参加してシブリングサポーターになりました。
支援をしようとか今まで考えていませんでしたが困っているきょうだいがいれば助けようと思います。
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