こんにちは、クドウ(@malas_kk)です。
3月になりましたが雨の日が続いて寒いですね。
こういった考えを持つ方におすすめの記事です。
今回は障害者施設を訪問してきて感じたことを記事にしていきます。
この記事を書いている僕は知的障害を持つ兄がいます。
きょうだい児って何?という人はこちらの記事をどうぞ!
もくじ
そもそもなぜきょうだい児の僕が障害者施設にいったのか
僕は兄が入所している施設にも数えるほどしか行ったことがないです。
大学生まで兄の存在は隠していましたし、福祉系の仕事には着きたくないと思っていました。
しかし兄のことを隠し続けるのはとても辛いです。
そして僕自身兄を含め家族と向き合っていませんでした。
なので家族と向き合い、自分と向き合うために今回施設に行きました。
今回行ってきた施設は社会福祉法人いたるセンター
JR阿佐ヶ谷駅から徒歩で15分くらいです(結構かかりますね)
住宅街の中にありました。
風景に溶け込んでいるので看板がなかったら気付かなかったと思います。
障害者が働くということ
しかし実際には目標に届いてはおりません。
2018年には障害者雇用水増し問題がありました。
・職場に溶け込むのが難しい
・受け入れ先企業の人が障害者と接したことがない
他にも理由はあるかもしれません。
社会福祉法人いたるセンターではそういった課題の解決のサポートもしています。
どんな人たちが働いているの?
今回訪問した「いたるセンター」には4つに区分された障害者の方々が働いていました。
とても簡単すぎる説明ですがこんな感じです。
僕もちゃんと把握しているわけではないので後は各名称については個人で調べてください。笑
どんな仕事をしているの?
阿佐谷福祉工房は生活介護と就労継続支援B型の人たちが働いています。
・製菓事業(クッキーとラスクを作っています。)
・エコロジー製品事業(安心、安全な家庭用品の製品づくり)
など
あけぼの作業所は生活介護と就労継続支援B型に加え就労移行支援にあたる人たちも働いています。
利用者の人数は90名を超えており、訪問した時もたくさんの人がいました。
・せっけんの製造
・グリーンカレーづくり(食べたかった!)
など
僕はタイ料理屋でアルバイトをしていたことがあるのでグリーンカレーは大好きです。
ぜひあけぼの作業所に行って買ってきてください!
利用者の方はどんな人?
作業しているときも真面目だし、つくられている製品も質が高かったです。
みんなが作業している時に一人だけ寝っ転がっていたり奇声をあげている人もいたのは事実です。
職員さんに話を聞くと、
今日は調子が悪いようですね
障害者にとってはささいなことや変化がストレスになったりするみたいです。
僕は自分とそして家族と向き合えたのか
前に進めたような気がします。
僕は兄の施設に自分から行こうとしたこともありませんでしたし、家族から誘われても断っていました。
きょうだい児としての自分を受け入れるためには障害者やその施設を知る必要があると考えていました。
今回楽しそうに働く障害者を見て参加して良かったと心から思いました。
まとめ
自分と向き合うために行った障害者施設ですが、
結果的に想像以上に充実して帰ることができました。
障害者施設に行ったことがない人は一度いかれてみては?
障害者は本当に働けるの?