【必見】きょうだい児が学校でいじめを受けても親には言わない理由を解説

「学校で周りの奴らがシンショーとか言いまくっている」
「兄弟姉妹が障害者だから笑われる」
「学校で障害を持つ兄弟姉妹のことで辛い思いをしてないかな」

きょうだい児本人やその親御さんにはそういう不安を抱いたことがあるのでしょうか?
僕もきょうだい児なのでそのような経験は多少あります。

そんなきょうだい児や親御さんの不安を解消するためにこの記事では、

  • きょうだい児がいじめを受けても誰にも言わない理由
  • 対処法と乗り越え方
  • 僕の体験談

について紹介します。
最後まで読んでくれるとうれしいです。

もくじ

きょうだい児がいじめを受けても誰にも言わない理由

この記事を書こうと思ったのは下記の動画がキッカケです。

動画内では娘さんが学童で

「お前の弟、頭おかしくね?」

と言われたことから話が始まっていきます。
ひどいですね。僕もそういう経験ありますよ。

そのことをお母さんが学童の先生にお話をして解決をしていくというスタイルです。
それで解決できたのであれば良いと思います。

しかしですよ、

実際はもっと大変なことが多いです。

ほとんどの人は、

学校でいじめをうけていることを親に言えません。

これはきょうだい児とか関係なくいじめ全般に当てはまります。
それで耐え切れなくなった児童や生徒が自殺してしまっているんではないかと。

【理由1】親を悲しませたくないから

やっぱり言えないんですよ。
いじめを受けているということももちろん辛いです。

それよりもいじめを受けていることを家族に知られるということもさらに辛いです。

「いじめで自殺した」みたいなニュースを見ると、
そんなことを考えてしまいます。

ましてやきょうだい児なら、

“学校で兄弟姉妹のことで馬鹿にされたり、いじめられています。”

なんてまず言えないですよ。
親が余計悲しむことだって子どもでもわかりますから。

【理由2】自分が悪いんじゃないかと思われるから

「兄弟姉妹が障害者だから学校で馬鹿にされる」これを親に仮に言えたとします。
いじめられてることを親に相談するときって、すごく勇気がいることですよ。

それはもう不正を働いている企業の社員が内部告発をするかのごとく。

親に話せたとしても

“あんたが悪い”
“あんたがちゃんとお兄ちゃんのことを説明してないんでしょ”

みたいなことを言われるのが怖いんですよ。

子どもだろうが大人だろうが世の中の人すべてが障害者に理解があるわけではないです。
いくら説明しようが口頭で注意しようが聞く耳を持たない人はいます。

【理由3】親も先生も信用できない

子どもの頃から僕は人を信用するということが苦手です。
これはきょうだい児全般に当てはまるかどうかはわかりませんが。

僕の両親は結構喧嘩が多かったです。

小学生の頃からそれを見てきているので、親に何かを相談するという行為自体に抵抗を持つようになってしまった気がします。

僕は幸いそういう誰かに相談する「いじめ」や「嫌がらせ」は受けたことがないです。
でもいつしか何をするにしても「誰かに相談する」ということをしなくなったような気がします。

乗り越えるためにはどうするか


結局、どうすればいいのか?

【対処法1】僕に兄弟姉妹はいませんって言う

僕は高校生、大学生、社会人の途中まで、周りに「きょうだいはいません」と言いながら過ごしてきましたよ。
これは本当に楽です。

それ以上に周りは家庭事情に興味を持つことはないですから。
僕の家族事情を知っている人が同じ高校にはいなかったという良い条件も重なったというのもありましたが。

でもこれのデメリットは

“常に嘘をつきながら生きる”

ということです。

嘘も方便ではないですが、少々罪悪感はありました。笑
嘘をついていたことに関しては後悔などはないです。

【対処法2】自分が強くなる

正直、自分の力でなんとかするしかないです。

先生や親を頼りにできるのであればそうしてください。
僕みたいにそうじゃない人もいるかと思います。

僕みたいにどうしようもない時は「友達を作らない」という選択もありです。
中学、高校、友達付き合いがなくてもなんとかなります。笑

形だけの友人や合わない人、嫌いな人と一緒にいたって辛いだけだし、ストレス半端ないです。
中学時代は兄のことで色々馬鹿にしてくる人がいましたが、僕の方から相手を拒絶してました。
同じクラスだった人たちなんて卒業したら9割以上はもう二度と会うことないです。

そんな僕でも大学時代は友人だってできたし、友人の結婚式だって参加したことあります。

【体験談】僕は嘘をつきながら生きてきた

僕は高校生以降、「兄弟はいません」と言いながら生きてきました。
「兄弟がいる」って答えたら、職業や年齢など個人情報を根掘り葉掘り聞いてくるからです。

小中学生の時に色々トラウマになってからはずっとそうやって過ごしてきました。
正直おすすめできるやり方ではないですが、無理して辛い思いをするよりかは全然良いです。

ブログを書いている現在はプライベートでもカミングアウトしています。

もっと聞きたいことなどがあれば気軽に問い合わせからメッセージを送ってください。
少しでも前向きになれるお手伝いができればとてもうれしいです。

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