こんにちは、クドウ(@malas_kk)です。
インドのコルカタに行った時にマザーテレサハウスに行ってきました。
上の記事ではマザーテレサハウスについて書いています。
参加の仕方やマザーテレサハウスに近いホテルなんかも紹介していますので興味あれば読んでください。
今回は僕がボランティアに参加してきた施設である死を待つ人の家 Nirmal Hriday,Kaligaht(通称カーリーガート)について書いていきます。
もくじ
死を待つ人の家とは?
マザーテレサハウスの施設の中で一番最初にできた施設です。
なので一番有名かつボランティアの数も一番多かったです。
僕はダヤダンという障害を持つ子どもの施設と死を待つ人の家に行きましたがダヤダンに行った時は僕含め6人のボランティアしかいませんでしたがカーリーガートには約30人近いボランティアが参加していました。
死を待つ人々の家は、1952年にマザー・テレサにより、インドのカルカッタに設立された、貧困や病気で死にそうになっている人の最期を看取るための施設です。 *Wikipediaより引用
死を待つ人々の家という名前を聞くと悲壮感がありそうなイメージですが実際はそんなことなかったです。
交通手段は路線バス
ボランティアは朝の8時にマザーテレサハウスに集合します。
そこから各施設に分かれてボランティアに参加しますがどの施設もマザーテレサハウスからは遠いです。
移動は基本的に路線バスです。
タクシーやトゥクトゥクも使ってはいけないわけではないですが値段交渉も必要ですし、物価が安いインドとは言え距離的に最低でも片道300ルピー(約470円)はすると思うのでおすすめしないです。
コルカタの路線バスに乗りました。
午後もマザーテレサハウスで活動していきます!
バスにドアないから普通に駆け込み乗車が多発している。笑
バスが走っている時はめっちゃ危ない! pic.twitter.com/EMVOTx5REn— K.Kudo@転職&複フリ中 (@malas_kk) 2019年7月9日
バスの乗り方を知らなくても一緒にボランティアに参加する人についていけば問題ないです。
参考までに行き方ですが
マザーテレサハウス近くのバス停から204と書かれたバスに乗ってください。
そしてKali temple Roadってところで降りてください。
それだけです。笑
乗車時間は約15分でした。
運賃は片道8ルピー(約12円)です。
僕が行った2019年7月時点での情報です。
運賃やバスのルートが変わっていたらすみません。
洗濯と食事の介助をしてきた
ボランティアは誰が何をするとか役割みたいなのは決まっていないです。
なのではじめて来た人はあたふたすると思います。
僕もそうでした。笑
ですが心配はないです。
他の先輩ボランティアを見てまねていけば良いです。
死を待つ人の家の主な仕事内容は
・洗濯
・食事の介助、後片付け
です。
洗濯は大量の衣服を洗濯してそれを屋上に運んで干して乾いたらそれを取り込むという作業です。
そこそこ大変です。
洗濯作業場は1階にあります。
かごいっぱいの洗濯物を持って4階の屋上まで運びます。
これを何往復もします。
洗濯は手洗いではなく洗濯機を使ってました。
日本でも見かけるような家庭用洗濯機とは違ったものでしたが。
屋上では洗濯物を干しますが洗濯ばさみがないので飛んでいくこともしばしば。
コルカタはとても暑いので洗濯物もすぐ乾きます。
乾いたらそれをかごいっぱいに詰めて1階に運びます。
洗濯が終わったら食事の準備です。
その前に10時くらいにボランティアの休憩があります。
チャイとバナナを食べてボランティア同士で交流です。
こんな感じです。
食事の準備は小学校の給食の時間であるような盛り付けした皿を一人一人に配っていく感じです。
配り終わったら食事の介助が必要な人にはスプーンを持ってすくって食べさせてあげるということを行います。
僕は介護の経験というのは全くなかったので最初は戸惑いましたがすぐ慣れました。
僕が手伝った人は拒むことなく食べてくれました。
それが終わったら食事の後片付けです。
大量の食器洗いです。
洗剤を使うので手荒れとか気になる人は手袋持って行ったほうが良いです。
ここまでボランティアの内容を書きましたがこれは午前に行った場合のボランティア内容です。
僕は午後は別のダヤダンという施設に行ったので午後のことは把握してないです。
すみません。
死を待つってどれくらい待つのか
死を待つ人の家という名前の場所でしたが今すぐに死にそうな人というのはほぼいなかったように思えます。
老人が多かったですが下記のような人もいました。
・寝たきりの人
・とてつもなく痩せ細っている人
・手足が無い人
・頭に大きな傷のある人
これらのような人を僕が行った時には見かけました。
全く動けない人もいましたがほとんどの人は自力で歩けてました。
世界一周中、インド・コルカタにある、マザーテレサが建てた「マザーハウス」” 通称: 死を待つ人の家 ” で、ボランティアをしていた時、
ボランティア中に僕の目の前で、
1人の老人が亡くなった。死んだ。「人の死」は、理解していたが、
目の前で息を引き取った経験は初めてだった。 pic.twitter.com/Qt2PG68nky— Kei/旅するクリエイター (@aroundthesekai) 2019年6月28日
僕はこのような場面には遭遇しませんでしたが、こういうこともあるみたいです。
なぜコルカタまで来るのか
コルカタまで行かなくても。
僕もインドに来てコルカタに来てボランティアに参加しました。
冒頭でも書いたとおり世界中からボランティアが集まってきています。
よく考えればマザーテレサの死後も絶えずボランティアが集まってくるってすごいですよね。
なぜここまで人を引き付けているのかはわかりません。
ただマザーテレサを尊敬する人が多いというのは事実みたいです。
ボランティアに参加している人たちもいづれは自分の国に帰ります。
ボランティアに参加したことがキッカケでそのままコルカタに永住したみたいな話は聞いてないですね。
僕が知らないだけかもしれませんが。。
帰国した後どう過ごすのか?
他のボランティアに聞いてくれば良かったと後悔しています。
僕はこうやってブログを書いています。笑
このブログを書いているのは帰国して約1週間たってますがマザーテレサのことを含めインドのことをたびたび思い出しています。
マザーテレサハウスでボランティアをするというのは何かを与えるというよりも、何かを学ぶことの方が多いかもしれないです。
僕は何か学んだかって聞かれたら
“今を精一杯生きること”
と答えます。
マザーテレサハウスでボランティアをする前にガンジス川に入って死にかけました。
健康でいられるだけで幸せだというのを再認識しました。
僕は単純です。笑
健康でいることってすごく幸せなことですね。
インドにきて一番それを感じています。笑— K.Kudo@転職&複フリ中 (@malas_kk) 2019年7月7日
マザーテレサハウスでの体験だけでなくインド旅を通してですが、
自分は何でも挑戦できるというのを改めて感じました。
インド滞在中はずっとストリートチルドレンが気になっていた。
昼間は物乞いをして、夜は集まって道路のすみで寝ていたり。
彼らには親も帰る家もないのか。
学校に行くか行かないかで盛り上がっている日本は平和だと思う。— K.Kudo@転職&複フリ中 (@malas_kk) 2019年7月11日
旅中にこんなツイートもしていました。
やりたいことができる
ことに僕は気づかされました。
健康だし家もあるし何かハンディキャップを抱えているわけでもないし、そして帰る場所もあります。
なのに本気で生きているかって聞かれたらYesとは言えなかったです。
僕が今やりたいことは「ブログ」と「プログラミング」です。
職を選べる立場にいるって幸せなことだと思うし今以上に取り組んでいきます。
まとめ
死を待つ人の家でボランティアをしてきた話を書いてきました。
最後らへんは話が脱線しましたが。笑
コルカタに行かれた際はぜひ行ってきてください!